
バーチャルランナーのペーサー
先日ITmedia Newsを見ていたら、東京大学と豊橋技術科学大学の研究チームが発表した論文で、自分の前にバーチャルキャラクターを走らせるとランナーはどう感じるかを検証した報告書がありました。
結論から言うと、ペーサーがいると引っ張ってくれるのでひとりで練習するよりモチベーションや走力向上に寄与するというもので、それがバーチャルランナーでも効果があったというものです。
ウェエアラブルデバイスとしてスマートグラスに表示された少し前を走るバーチャルキャラクターを提示し、ユーザー視点から10m先を走っているように見せるもので、ユーザーの動きや歩幅はアルゴリズムによりスマートグラスに内蔵した加速度センサーで検出し、バーチャルキャラクターを走らせるか静止させるかの判断を行います。
この検証の結果では、バーチャルランナーはユーザーにプレッシャーを与えず楽しみを与え、頑張った感や心身の負担を増加させないことを示唆しました。
これならひとりで走る時も励みになるし、もっと欲を言えば、スマートフォンのランアプリで決めたペースよりも遅くなると警告を出す仕組みと組み合わせると、まさにバーチャルペーサーになるかもしれないと思いました。
さらに欲を言えば、そのバーチャルキャラクターも自分好みの女性だったり男性だったり、ヒーローにしてみたりと変えられるなら、これは将来有望な練習ツールになるのではないかと思いました。
後ろから煽られると嫌な気持ちしかないですが、前を追うのであれば目標物ができますから、様々な練習パターンに応じてバーチャルコーチが変われば走るモチベーションも更に高まるでしょう。


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