Sleep−Low
マイトレーニング

Sleep−Low

以前『限界は何が決めるのか? 持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学』を読んでいて気になったトレーニング方法がありました。それがタイトルにあるスリープローで、これは夕方に糖質をエネルギーとする高強度のトレーニングを行い、その後、糖質抜きの夕食を摂り、翌朝は朝食前に、糖質が枯渇した状態で中・低強度のトレーニングを行うというもの。糖質を抜くだけではダメで、適切なトレーニングとの組み合わせが大切なんです。

朝食前のトレーニングはグリコーゲンがあまりない状態で行うので、長距離等持久系運動に非常に重要な役割を担っているミトコンドリアを増やす効果があります。朝食は筋肉へのダメージを回復させるためにタンパク質を意識して摂取します。昼はしっかりエネルギー源を補給し、夕方や夜に強度の高いトレーニングをします。夕方のトレーニングが終わったら夕飯を食べますが糖質の補給は避けます。翌朝起きた時にグリコーゲンがなくなっている状態にするのが理想だからです。グリコーゲンが少ない方が効率的にミトコンドリアを増やすことができます。ミトコンドリアが活性化すればアンチエイジングの効果にもなります。

なので、前回の投稿でも空腹の効果について書きましたが、食事もトレーニングも体に適度な負担をかけると体はより頑張ろうとするし、習慣化してしまえばそのうちそんなものかなと思ってきます。体重や体脂肪率も減少させられるし、夕方以降強度の高い練習をして体を疲れさせておくと就寝時の眠りが深くなり、翌朝目覚めが良くなるように思います(タイトルはSleepがLowですがこれは筋グリコーゲン濃度が低い状態で就寝するからです)。

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投稿者

東京都

コメント

  1. 素晴らしい意識と実践ですね!その効果はトミーさんの結果が物語っていますね!

  2. ご自身に1番ピッタリな方法をみつけTryされて凄いなと思います。トミーさんの益々の進化が楽しみですね🎶

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