不利な条件で走る
マイトレーニング

不利な条件で走る

私は敢えて不利な条件で練習するのが好きです。レースの時は実力以上にスピードの出る厚底シューズを履きますが、普段の練習時は専ら薄底で反発の少ないものを使っています。脚本来の持つ筋力を使って練習しておけば本番では厚底シューズの機能がトレーニングした脚の筋力をさらにアシストしてくれて、レースを走るのが楽しく感じるようになります。

同様に気象条件も、雨が降っていたり、極端に暑かったり寒かったり、風が強かったりする日の練習は歓迎です。本番でそういう条件になったら諦めて走り続けるしかないですが、練習時にそういう最悪の状態を何度も経験しておけば慣れてきて不利な条件への耐性が高まるように思います。苦労は買ってでもせよとはこういうことかと本番時に天候が悪い際に感じます。

なかなか練習でそれをやるのは辛いですが、精神面のトレーニングにもなるのでやっておくに越したことはないと思います。

同様に以前も投稿しましたが、私は練習は基本的に早朝の1時間だけですが、季節問わず練習前や練習中は補給はしません。朝食前だから糖が枯渇していますが空腹というある程度身体にストレスを与えた状態の方が身体は生き延びようとサバイバル機能が働くようで、耐える能力が上がるように思います。その結果エネルギー効率が良くなり、レース本番でも特に補給しなくても走り切れる省エネが実現します。

マラソンはずっと身体を動かし続けるタフなスポーツなので、肉体的精神的に少しでも我慢できる胆力をつけておくには練習時から少々辛いことを経験しておきたいです。

報告する

投稿者

東京都

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。