ステルス・トレーニング

「巨人の星」で憧れの巨人軍に入団した星飛雄馬は、バスで移動する時座席が空いているのにつま先立ちで立っている先輩たちの光景を目にし、いついかなる時でもトレーニングする意識を持ちプロとしての厳しさを改めて認識するシーンがありました。

マラソンでも日常生活においてちょっとした工夫で誰にもバレずにどこででもさりげなくトレーニングできます。

・星飛雄馬が見たのと同様、つま先立ち（カーフレイズ）をシングルで実施、ふくらはぎの筋トレ。
・歩く時はモデルウォークで骨盤の動きを意識し、下半身と上半身の連動。
・立っている時、お尻をキュッと引き締めることで臀筋に刺激。
・腹圧をかけることでインナーマッスルのトレーニング。
・肩甲骨を寄せ、肩周りの動きを良くする。

今は在宅勤務が主流になりつつありますが、私は出社時にオフィスで実施しています。出社している人員も少ないのでひとりモデルウォークしていても何も気になりません。これらのトレーニングは単発でも複数組み合わせでもできます。

家にいても、例えばランニングシューズをバケツで洗う時など、お尻を後方に突き出す姿勢でハムストリングを張った状態で行えばデッドリフトの動きになり、ハムと臀筋に刺激を与えられます。持ち上げる時に後方に腕を引けばロウイングの動きになります。これなら風呂掃除も洗濯もトレーニングと思えば一石二鳥ですね。